ドクターから紹介状をもらえる国家資格のマッサージ~自然療法先進国オーストラリアで生まれたリメディアルマッサージ~
みなさんは考えられますか?
ドクターから紹介状をもらえる国家資格のマッサージがあることを。
自然療法先進国オーストラリアで生まれた
リメディアルマッサージについてお話します。
日本のセラピストの立ち位置
私が3年ほど住んでいたオーストラリアでは
異なる医療機関(自然療法の分野も含めて)紹介状を出し合える環境がありました。
わたしは、豪州認定リメディアルマッサージセラピストなので、
ドクターに紹介状を出すこともいただくことも出来るという立場。
こんな、国があるのです。
10年前にセラピストという素晴らしい仕事と出会い学んできましたが
あまりにも日本でのセラピストの立ち位置が
よくわからないポジションで、色んなことがグレーゾーンだったのが気持ち悪くて
先進国に移住したい!と思い留学を決意したのがきっかけです。
目指すなら、本気でやりたかったから。
医療機関と、提携するからには中途半端なことはできません。
いろんな、不調、症状を持った
クライアントが、わんさかくるからです。笑
その中で、わたしは、優しい
海外のセラピストの先輩や
Ausの教育機関に、育ててもらいました。
リメディアルマッサージの日本への影響力
「あなたは、筋肉が透けて3Dにみえますか?」
セラピーの回数が1万回 施術が越えた時のことです。
筋硬結=トリガーポイントが
透けて見えるようになってきたのです。
生徒さんに、
「触ってないのになんで、ここに、コリがあるか?がわかるのですが?!」って驚かれました。
それだけではないです。
ある時、骨盤を1秒みただけで
どうねじれてて、どこの筋肉が拘縮してるのか?
がだんだん、わかるようになり歩き方を、みるだけで
痛みのある場所が、だいたいわかるようになってきました。
マジックみたいで、気持ち悪い。笑
マニアックな域にきたのかなぁ。と。
身体の表面にアプローチするリンパドレナージュや、エステティック
強もみを、売りにしている日本のセラピストは多いようですが
力任せで、強くもんだり流したりしても
深層の細かい筋肉まで、的確に触れることはかなり難しいです。
例えば、肩甲骨の停止部=肩甲棘の根部で肩甲骨内側縁に停止
からでてる「肩甲挙筋」。
これだけを、どうやって触診しますか?
ほとんどの方が、僧帽筋の上から触っていて、
肩甲の上角がどこにあるのかを把握していない状態で、
ゴリゴリとマッサージしています。m(__)m
肩の奥が、痛いんです。と言われて
ゴリゴリするしかできないのはとても、勿体ないです。m(__)m
そして、強もみマッサージをこの先10年、続けられますか??
知識と触診力を身につけると力は、本当にいらなくなります。
そして、素晴らしい身体の変化を出せるようになるのです。
私の周りの、海外や日本のゴッドハンドと言われる
先生方の身体は、とてもしなやかで柔らかい方が圧倒的に多いのも事実です。
ホリスティックリメディアルセラピー
先ほどお話した、「肩甲挙筋」。
これだけを、どうやって触診しますか?
ゴリゴリするしかできないのは
とても、勿体ない。。。。m(__)m
拘縮しているのは、「肩甲挙筋」かもしれないし
もっと奥の「前鋸筋」の可能性もあるということに気づきます。
そして、どの動きで痛みが出るのか?
検査をすることが、できるようになります。
検査の結果、「肩甲挙筋」に問題があると
わかったら、肩甲挙筋に負担がかからないような
肩甲骨のポジションに戻すことを最優先にします。
そして、なぜ「肩甲挙筋」に負担がかかる
ポジションになってしまったのか?
✅それは、ストレスなどでの
無意識の硬直、精神的なことが問題なのか?
✅ローテーターカフの機能不全なのか?
✅心、肺機能、内臓由来の癒着なのか?
✅噛み合わせ、口腔系の問題なのか?
✅身体の緊張が強いのは、自律神経が関係してるのか?
✅自律神経が安定しないのは、腸内環境の
セロトニン生成の問題なのか?
✅セロトニンを生成させるための
消化吸収機能は、ちゃんと働いているのか?
✅左肩をすくませてしまうのは、精神的なトラウマが問題になってるのか?
解剖学的な観点
運動学観点
栄養学観点
精神的観点
全てを、ホリスティックに考えるのが
ホリスティックリメディアルセラピーです。(^^)
ホリスティックリメディアルマッサージメゾットを確立
引き出しがあると
色んなことが考えられます。(^^)
色んな可能性があるから色んなことを聞き出してみて
日常生活で、実行してもらって改善していくか?観察してみる。
ちなみに、「肩甲挙筋」のトリガーポイントを直接
リリースするだけでも、酸素の取り入れかたが
変わったり、関連痛の関係で、頭痛防止にもなることがありますが、対処療法になってきます。
私が「肩甲挙筋」を触診する時は僧帽筋の上からは、触りません。
僧帽筋の下に入り込んで直接「肩甲挙筋」を掴み取り
上角に向かって、トリガーポイントをリリース。
肩甲骨を斜めに挙上させて
収縮運動をさせて、筋硬結をリリースします。(^^)
でも、根本的な、原因はいつも
発生する症状とは、違うところにあることが多いです。
解剖学観点で、身体の深部にアプローチするリメディアルセラピー。
自分が、筋肉の何層目にいるのか?を感覚で捉える練習。
数ミリの角度を、理解し触診に、
確実にリリースすることで深いセラピーができるようになります。
日本のマッサージのレベルは残念ながら、確立されておらず
自然療法の分野に置いては、鎖国状態。(10年ほど遅れています)
この前、「理沙さんが思う、世界基準のマッサージってなんですか?」
と質問をしていただいたのですが
オーストラリア政府認定国家資格であるリメディアルマッサージは
「治療行為として認められていて、民間保険適用内です」
お医者さんに紹介状をもらうことも渡すこともできる立場です。
内容は
医療レベルの機能解剖学、生理学
メディカルマッサージテクニック
栄養学
病理学
研修、スチューデントクリニックは、
400時間くらいやります。
1年〜2年かけて一通り基準をクリアして、
ディプロマを取得。
この基準を、日本でやろうと思うと
相当な時間と、学費がかかります。
私は、自分が必要だと思う1番実践的で、かつ効果的な知識と、技術を集めて
ホリスティックリメディアルマッサージメゾットを確立しました。
自然療法先進国オーストラリア🇦🇺🐨の栄養学(ナチュロパシー)の知識と、
リメディアルテクニックの融合です。
まとめ
セラピストとして。
人として、成長できるために
志の高い、仲間と出会い
共に助け合える環境をつくり
「日本の予防医療の発展に貢献する」
「自然療法の選択肢をもっと世の中に増やす」
ためには、セラピストの育成が1番の近道。
叶えたい、未来のために今日も楽しみながら頑張りまーす♡
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